フルサイズミラーレスカメラを手に入れたのでそのファースト・インプレッションを簡単にレビューしていきます。
α7を購入するに至った経緯
これまでメインで使っていたカメラはPanasonicのLumix GX8という機種でした。
このカメラの良いところは
- 何より軽くて小さいので持ち運びが楽
- ファインダーが上にも向くという珍しい機種なので、ローアングルから撮る時でもファインダーを覗けるというのは明るい屋外での撮影にはとてもありがたい
- Wi-Fi搭載なのでスマホと連携して撮った画像をその場でスマホに送ることができる
- カメラ本体とレンズに搭載された手ぶれ補正機能が強力なので望遠レンズも手持ちで簡単にブレなしで撮ることが出来る
- 基本的にレンズ交換式カメラ本体にはそのメーカーの規格のレンズしか使えないが、マイクロフォーサーズという規格のおかげでOLYMPUS製のレンズもそのまま使える
- レンズが他社製(Canon、Nikon、SONYなど)よりは比較的安い
と、今思いつく限りでもこれだけあるのでほとんど不満はありませんでした、、、
今回買ったのはSONYのα7(初代)
このカメラが発売されたのは2013年11月15日。かたやすでに持っているGX8の発売日は2015年 8月20日です。
発売日で比較すると2年も前のカメラをなぜ買ったかというと
やはりマイクロフォーサーズの宿命というか、カメラにハマる人間が最後に行き着くのはフルサイズへの憧れです。
有名なカメラマンさんの写真を見ていて、背景の綺麗なボケとキレッキレの解像度に羨望の眼差しを向けていると我慢できなくなってくるんですよね。いつか買うぞ、と。
そして某フリマアプリで格安で売っているのを見つけてしまったのです。さんざん迷ったあげく買ってしまいました。
まだ軽くしか触っていませんがやはりフルサイズはいいですね。背景は綺麗にボケるし解像度は期待していた通りです。デメリットはあるにはあるのですが、そんなデメリットは十分理解してから買ったので今の所全く不満はありません。これから増やしていかないといけないレンズの値段を考えると不安しかありませんが、、、
SONY α7 と Panasonic GX8 の比較
まずは外観比較のために横に並べてみました。
外見上はほとんど差はありません。
Panasonic GX8 | SONY α7 | |
サイズ | 133.2×77.9×63.1 mm | 126.9×94.4×48.2 mm |
重量 | 435 g | 416 g |
見た目はほとんど差はないですが細かい数字で見ていくと、横幅はSONY α7のほうが短く、高さはPanasonic GX8のほうが低く、奥行きはSONY α7のほうが小さいです。
そしてなんと重量はSONY α7のほうが軽いです。
あとはセンサーサイズの違いが一目瞭然です。
α7はこのセンサーサイズのおかげで
- 高感度耐性が強く、暗いところでもノイズが出にくい
- 解像度が高く、撮った写真をズームしても粗さが目立ちにくい
- 背景のボケが綺麗
といった恩恵が受けられます。
テストショット
上の2枚は同じ被写体を同じ時間と設定で撮影しました。設定は以下。同じ画角になるように努力しましたが、手持ちなのでご容赦ください。
撮影モード | M マニュアル |
ISO | 800 |
f値 | 3.5 |
シャッタースピード | 1/25 sec |
焦点距離 | 28mm* |
ホワイトバランス | オート |
*焦点距離はフルサイズで28mmの場合、マイクロフォーサーズでは14mm相当になります。
(画像)
パット見てわかる違いはやはり背景のボケの量です。
比較のためにこの写真では同じ解像度に圧縮していますが、本来はフルサイズであるα7の写真の方がくっきりと写っている印象でした。
あとは色味の違いがあります。これは好みによると思いますが僕はα7の方が好きです。
GX8はいわゆる眠い写真が出やすいです。α7のほうが背景はしっかりボケるので、真ん中の被写体がくっきり映るという印象です。
最後に
今回はファースト・インプレッションなので軽い比較になりましたがいかがでしたでしょうか?
Panasonic GX8でも使いこなせれば仕事にもバリバリ使えると思いますが、これからはフルサイズであるα7も使いながら両者の違いなどをまた記事にしていこうと思います。
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